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冬期講習や直前講習に参加する必要

たとえば、年間授業料を一括支払にしたばあいは、「分割より安くなる」というメリットがあるが、「途中でやめると損をする」というデメリットがある、などです。これらを検討したうえで、支払方法も決め、スッキリした気分で受験勉強に取り組み、また、こうした点を親に相談すると、誠実に受験に取り組もうとしている姿勢をアピールすることができ、より積極的に受験に協力してくれるでしょう。さらに、近年の多くの予備校・塾では、大学に合格した後のぶんの講座の授業料を返してくれる制度もあります。たとえば、推薦入試で、十二月には合格が判明し、事前に申し込んであった、冬期講習や直前講習に参加する必要がなくなったとします。こうしたときに、この返金制度が使えるのです。全額返してくれるところが多いので、推薦入試を狙っている人などは、とくに注目したいシステムです。

学習意欲を持続させる

学習意欲を持続させる、すなわち「勉強しろ」と言わなくても自分から机に向かってやりだすようにするには、どうしたらよいのだろうか。小学4年生から高校3年生まで、つまり高校受験と大学受験を続けて面倒をみた生徒が何人かいる。その子ども達の学習意欲を維持したのはどうしてだったかを、今振り返って考えてみると、彼らに共通している点が一つあった。それは、もしわからないことがあると必ず「なぜなの?」と、よく質問してきたことだ。そして彼らには、与えられたもの以外も、自ら進んでやろうとする意欲があった。例えば、数学の2次方程式のところで、解の公式を一人で導きだせた時の喜びを知った生徒は、それだけで満足することなく、次々とその応用問題を解こうとしていたのを、よく覚えている。(それなのに、この解の公式は、残念ながら2002年以降は中学の教科書からなくなることになった)。

勉強は身につけた者勝ち

世界的に見ても、学力はやはりペーパーテストで測るものです。やる気とか意欲、あるいは心がまえなどのような漠然としたもののことを指すことはまずありません。いかにして学力を身につけるか、もっとプラグマティックに捉えないといけないのです。ではどうするかですが、精神論をとやかくいうよりも、勉強に対する態度変え、勉強法を変えたほうがよいでしょう。たとえば、参考書であれビジネス書であれ、ただ読んだということに満足するのではなく、何を覚えたのか、あるいはその本の中の何について実際に語れるのか、といったことをチェックしてみるのです。もし、学んだ内容を覚えておらず、実際に語れなかったら、学力は身についていないと解釈します。成績が上かっていないのに、心の中に勉強についての大切さが染みついたなどといっても何も始まりません。すなわち精神よりも、結果や実用性という面から学力の有無を捉え直すわけです。